2024.2.26
富士通株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長時田隆仁以下、富士通）とプロセスマイニング（注1）のグローバルリーダーであるCelonis（本社:ドイツミュンヘンおよび米国ニューヨーク、共同創業者兼共同CEO: Alexander Rinke, Bastian Nominacher）は、お客様のビジネス変革とその先にあるデジタルトランスフォーメーション（DX）の加速に向けて、戦略的なグローバルパートナーシップをさらに拡大する契約を2024年1月30日に締結し、富士通はCelonisが規定するパートナープログラムにおいて、最高位の「Global Platinum Partner」となりました。富士通はCelonisのプロセス・インテリジェンス・プラットフォームにて提供されるプロセスマイニングの技術を活用した社内実践や様々な業種のお客様の支援を通じて得たノウハウに基づくコンサルティングサービスを2024年4月より提供開始し、お客様のビジネス変革の実現を支援します。
多くの企業において業務プロセスは複雑化しており、DX実現のために業務プロセスの可視化や効率化の重要性がますます高まっています。プロセスマイニングは企業の様々なシステムのイベントログを取得し、分析することで、業務プロセスの現状と課題を可視化し、AIや自動化などを用いた改善に活用する技術です。
富士通とCelonisは、2020年12月に日本市場におけるDXの強化に向けてパートナー契約を締結しました。サステナブルな世界の実現を目指す「Fujitsu Uvance」の「Digital Shifts」のもと、Celonisの日本におけるリセール＆デリバリーパートナーとして、製造、通信、金融、リテールなど約30社のお客様のDXを支援してきました。
このたび、富士通はCelonisとのパートナーシップをさらに拡大させることでグローバルでのサービス提供に向けた体制拡充を図ります。サービス拠点を北米、欧州、APACの各リージョンに設けるほか、グローバルデリバリー拠点を構築し、複数の国や地域に跨りビジネス展開するお客様のグローバルな業務プロセスについて、End To Endで可視化・分析し、業務改善を支援するコンサルティングサービスを2024年4月より、グローバルに提供します。また、富士通はCelonisのソリューションに関する高度な技術や専門性を持つ人材を含めた「Digital Shifts」に関わるテクノロジーコンサルタントの育成に取り組み、2024年度末にグローバルで150人の体制の構築を目指します。
【富士通株式会社執行役員SEVP グローバルビジネスソリューションビジネスグループ長高橋美波のコメント】
富士通はこれまでCelonisとともにCelonisのプロセスマイニングを活用した様々な業務課題の改善に取り組んできました。今回、Celonisとのパートナーシップ強化により、社内実践で得られたノウハウやこれまでの国内実績、Celonisのノウハウを融合させ、お客様の成長を支援しサステナブルな社会の実現を目指すコンサルティングサービスをグローバルに提供します。
【Celonis 共同創業者兼共同CEO バスティアンノミナヘルのコメント】
富士通とCelonisの戦略的パートナーシップを拡大し、当社のプロセス・インテリジェンス・プラットフォームと富士通が持つDXの強みを合わせることで、お客様の業務プロセスを最適化し、変革への目標を達成するために適切なソリューションを提供できることを嬉しく思います。このパートナーシップにより、富士通はお客様の生産性を向上させ、大幅なコスト削減の可能性を引き出し、より持続可能なビジネスをサポートできるようになります。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【注釈】
（注1）プロセスマイニング：現行の情報システムから容易に活用できるイベントログを基に実際のプロセスを発掘し、モニタリングして改善するための分析手法
本件に関するお問い合わせ
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